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胃切除術後の胃腸不調に効く対策

胃切除術後は胃の貯留・消化という機能が障害されます。
基本的には退院後の食事に制限はありませんが、手術後しばらくは消化をよくするための工夫をした食事をとる必要があります。

まず食事の時間を決め、胃が食べ物を受け入れる態勢を作るところから始めます。
調理方法を工夫し、よく噛んでゆっくり食べ、繊維の多いものや油っこいものは少量から食べ始めます。
1回の食事量は無理をせず、1日2・3回の間食をとりながら3~4か月をめどに徐々に3食の食事量が増えるのを待ちます。
胃切除術後はカルシウムや鉄、ビタミンの吸収が悪くなるので、それらを多く含む食品をとるように心がけましょう。

体調が良くても食べ過ぎは禁物です。
またアルコールは医師に相談してから始めましょう。
食事の時間を楽しめるように器や彩りなども工夫することで、食欲も増し消化吸収もよくなります。

胃切除術後の胃腸不良で多いのは、胃のつかえ感や胸やけ、便秘や下痢などです。
胃切除で胃の容積は小さくなっていますし、手術直後は胃の動きもよくないですが、徐々に症状は改善しますので、それまではよく噛んでゆっくり食べる、食後すぐは横にならないなどを守って過ごします。
便秘の時は生活のリズムを整え、十分な水分と適度な運動、とれるようになったら食物繊維も取り入れましょう。
お腹の痛くない下痢はあまり心配いりませんので、食事の回数を増やし、消化の良い食べ物を少量ずつ摂取します。
水分はミネラルも補えるスポーツドリンクなどでもいいので十分にとりましょう。

胃切除術後の食事は作る側も食べる側も苦労はあります。
煮る・蒸す・焼く・細かく刻むなどの消化に適した調理方法や生姜や大根、納豆などの消化をよくしてくれる効果のある食品などを毎日の食事に少しずつ取り入れます。
自分の胃腸障害に効く方法を1つでも多く見つけて不調な時期を乗り切りましょう。